スネイプ先生に出会いそうです。
イギリスのグロースターにあるグロースター大聖堂は、映画「ハリー・ポッター」のホグワーツ魔法学校のロケ地です。
ユニバーサルスタジオジャパンの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」にも行ったことがありますが、大聖堂の重厚感はどんなに作りこんでも出せないもので、本当にハリー・ポッターの世界に入ったようでした。
ハリー・ポッターだけではなく、いろいろな映画もこちらで撮影されており、中世の世界にタイムスリップできます。それでは、グロースター大聖堂のレポートです。
目次
グロースター大聖堂 Gloucester Cathedral への行き方
グロースター大聖堂は、イギリスのグロースター（Gloucester）にあり、ロンドンから電車で行けます。
グロースターはロンドンのパディントン駅（Paddington）からGWRで２時間ぐらいです。
電車での行き方は、こちらに詳しく書いています。
グロースター大聖堂は、グロースター駅からは徒歩５分ほどの距離にあり、大聖堂の屋根が見えるので、迷わず行けると思います。
グロースター大聖堂。荘厳な建物です。
ホグワーツの廊下、ハリー・ポッターロケ地のグロースター大聖堂の回廊
ハリー・ポッターのロケ地になったのは、こちらの回廊です。
グロースター大聖堂の回廊。夜は本当に魔法使いが出てきそうです。
ハリー・ポッターの「賢者の石」と「秘密の部屋」で出てきます。
夜の雰囲気は、本当に何かが出てきそうで、ちょっと怖かったです。
ここでスネイプ先生にあったらビビりますね。
ハリー・ポッターだけではなく、映画「二人の女王 メアリーとエリザベス」でエリザベス女王が歩いているシーンでもこの回廊が出てきました。
昼間はステンドグラスから光が差し込み、美しいです。
夜は魔法学校、昼間は女王陛下が歩いている感じでしょうか。
昼間と夜で雰囲気が違いますよね！
昼はこんなに明るいです。
グロースター大聖堂について、入場料と見学時間
グロスター大聖堂（Gloucester Cathedral）は、正式名称:聖ピーターと聖なる不可分離の三位一体主教座聖堂、Cathedral Church of St Peter and the Holy and Undivided Trinity）というそうです。
もちろん本物の教会で、観光地ではなく、神聖な場所です。
教会なので、入場は無料ですが、寄付を入れる箱がありました。
ステンドグラスが美しい。
観光客へのオープンの時間は、10：00～17：00のようです。
時間などは、こちらで確認してください。
グロスター大聖堂 (gloucestercathedral.org.uk)
信者の方はその時間以外にも入れるようで、というか、本来は信者の方のための時間なのに、良いのか悪いのか、私は、わからないまま紛れ込んでいました。
大聖堂の案内所には、オーディオガイドやハリー・ポッターの撮影場所の案内もあり、英語だけではなく、中国語や日本語で書いてあるものもあります。
グロースター大聖堂、夜の見学は中世に紛れ込んだよう
グロースター大聖堂の見学には、昼間に行くのが普通だと思うのですが、私は大聖堂の近くに宿泊をしたため、日が暮れた後の大聖堂内を見学することができました。
夜の大聖堂をご紹介します。
グロースター大聖堂
大聖堂は歴史ある建物ですが、もちろん電気はついていますが、ろうそくの明かりのように感じます。
ステンドグラスの明かりなど、石造りの聖堂にぼんやりと映る光が美しいのですが、「怖い」と感じるのかは、見る人次第ですね。
私は、結構、「怖い」と思うタイプでして、「何か出てきそう」と思ってしまいます(笑)。
怖いのが好きな方は、是非、夜に行くと中世の何者かが出てきそうな雰囲気をたっぷり味わえますよ。
グロースター大聖堂
廊下ばかりが注目されていますが、ステンドグラスや壁画、エドワード2世のお墓など、見どころはたくさんあります。
夜は人が少ないので、かなり怖いです。納骨堂もあったり、さまざまな歴史もあるでしょうし、亡霊が大好きなイギリスですから、何か出てくるかもしれません。
夜の大聖堂を外から撮影したら、魔女が出てきそうな雰囲気の写真になりました。
夜のグロースター大聖堂。魔女がいそうです。
幻想的な写真で、気に入っています。
夜のグロースターの街並みも絵本の中の世界のようでした。
絵本の中のような風景です。
グロースター大聖堂の朝と昼、ハリー・ポッターの世界
私はグロースター大聖堂の近くに宿泊したので、朝から張り切って大聖堂へ行ってみました。
観光客へのオープンの時間前で、本当にホグワーツのような制服を着た生徒たちがたくさんいて、おそらく授業なのかお祈りの時間だったのかわかりませんが、「本当にハリー・ポッターみたい！」と、見学していました。
大聖堂の礼拝堂
「オープンまで待ってようかな」と、後ろの椅子に座っていたところ、先生がやってきて、「まだオープンしていない」とのことで、そこから立ち去ろうとしたら、座っていていいとのことで、私も一緒にお話を聞き（何を言っているかわからない）、賛美歌を歌う時には一緒に立ち上がり、先生は、讃美歌の歌詞を一緒に見せてくださり（もちろん知らない曲でした）、信者でもないのに一緒に参加をしてしまいました。
大聖堂に響くパイプオルガンの音は、何度聞いても素晴らしいです。
明るい時間は、ステンドグラスに入る光も美しく、昨日と同じ回廊ですが、時間によって違う場所のようでした。
グロースター大聖堂の回廊
昼間の廊下は本当に美しくて、何週もしてしまいました。
でも、夜は夜で、本物の魔法使いが出てきそうな雰囲気もあり、どちらも捨てがたいですね。
私は１泊したので、朝、昼、夜と色々な時間に行ってみましたが、どの時間もそれぞれの良さがありました。
ただ、何かが見える方は、ホテルに戻ったら塩風呂に入ることをおすすめします。
明るい時間に行ったら、庭にも行ってみてください。
本当に、ハリーたちが魔法の箒で誰かが飛んでいそうでした。
この木も魔法にかかっているようです
グロースター大聖堂の中庭です。
グロースター大聖堂の感想
グロースターという場所は全く知らず、目的地に行けなくてとりあえず泊まった場所がグロースターで、予想外に行くことになったグロースター大聖堂ですが、ここに行けたことはラッキーでした。
しかも、さらっと観光ではなく、まず、夕方に行って、次の日に行ってと、何度も行ってしまい、
なんだか、ここに導かれたようです。
ステンドグラスが美しい
パディントンから電車で行けて、駅の近くにホテルと大聖堂があるので、個人でも行きやすい場所です。
日本人は全く見かけませんでしたが、ハリー・ポッターのロケ地巡りにおすすめです。
私は、のんびり一人旅でしたので、あまり予定を詰め込んでいなくて、のんびりと大聖堂を見学できましたが、ロンドンから日帰りでも十分見学できるので、ちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
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