桜の開花宣言があり、桜の季節になりました。
私は京都の桜に魅せられて、桜の季節になると京都へ行きたくなってしまいます。
雅で優雅な京都の桜についてレポートします。
平安神宮
京都の桜の名所で必ず名前が出てくるのが平安神宮です。
私が京都の桜に恋をしたきっかけが、ナカムラユキさん著「京都さくら探訪」で、この中で、平安神宮について「(桜を)酔いしれて見る」と書いてあります。
平安神宮に入ると、朱色と桜はこれほど合うのかというほど、雅な桜に出会いました。
こちらは、「そうだ 京都行こう」のポスターにもなりそうではないですか?

「そうだ 京都行こう!」のポスターになりそう!
ポスターというものは、だいたい実物よりも良く作られていると思うのですが、目の前にある桜は、ポスターよりも美しく、写真には納められないほどです。
結婚式も多いようで、白無垢と桜の組み合わせは、まさに「雅」です。

結婚式も厳かで美しかったです。
「美しい風景を見せてくれてありがとう」という感謝しかないですね。
桜満開の平安神宮での結婚式なんて、素敵すぎます!
どうぞお幸せに。
平安神宮の庭園
庭園の中に入ると、可愛らしいピンクの八重紅枝垂がたくさん咲いていて、歩いていると、まさに「桜に包まれ」ます。
ずっとここでピンクのオーラに包まれていたいです。
ピンクのパワーで女性ホルモンが活性化されるかもしれませんよ。
庭園には、お茶室があり、お茶席に参加もできますし、お庭で抹茶セットだけを頂くこともできます。
お茶席も本格的で、素晴らしいお道具を使わせていただけて、初心者でも大丈夫ですので、お茶席を体験するのも良い機会なので、こちらもおすすめです。
桜の季節に色々な流派で順番にお茶会をしているとのことです。
お菓子は鶴屋吉信の「観桜(かんざくら)」が毎年出るようです。

お菓子は鶴屋吉信の観桜。
鶴屋吉信のお菓子というだけでも嬉しいですね。
さすが京都です。
お茶席には出ず、抹茶セットのみでも、こんな桜のお茶碗でいただけるので、桜を観ながら、ぜひ、ここで一服してみてください。

桜のお茶碗です。
京都観光をしていて思うのは、お抹茶とお菓子のセットを頂ける場所が多く、抹茶が身近にあることです。
抹茶茶碗も普通に売っていて、つい買いたくなってしまうのが困ったものですが、抹茶が身近にある生活って良いですね。
平安神宮の中では、平安神宮限定の桜の八つ橋「紅の雲」が買えます。
文豪の谷崎潤一郎が小説「細雪」の中で「紅の雲」と描いたそうで、そこから取っているのでしょうか。
平安神宮に行ってから、「細雪」を読み始めたのですが、まだ上巻しか読んでいません。
来年の桜の季節までに読破して、雅な世界を感じたいと思います。
平安神宮、お勧めの時間
平安神宮は人気スポットなので、混んでいます。
そのため、朝、早めに行くことをお勧めします。
中はだいたい30分ぐらいで回れるそうですが、お抹茶も頂ながら、1時間はここでゆっくりしたいですね。
平安神宮への行き方
JR京都駅からバスで30分ぐらいです。
- ■ JR「京都駅」より、平安神宮
- 市バス5系統、洛バス100号・110号系統
- 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車 北へ徒歩5分
- 京都駅より約30分
平安神宮の近くの桜スポット
平安神宮の近くにも桜のスポットがあります。
京都国立近代美術館です。
京都国立近代美術館の中から琵琶湖疏水沿いの桜を眺めたり、なんといっても素敵なのがカフェで、天気のいい日に桜を眺めながらお茶をしたり、ランチをしたらなんて幸せなんだろうと思います。
こんな素晴らしい桜の席があるなんて、京都って素敵ですね。
こちらは、美術館のチケットがなくても入れます。
cafe de 505
カフェも混んでいますので、やはり、朝早く平安神宮へ行き、早い時間からカフェに入るのがいいかもしれません。
桜や紅葉の季節の京都は特に混んでいますので、時間には余裕を持って計画を立ててみてくださいね。
たくさん観光をするのもいいですが、桜をじっと観て過ごす、そんな時間の過ごし方も贅沢なのではないかと思います。
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