「ドバイ=高級」というイメージがありませんか?
でも、実は、ドバイにも庶民的な街があります。それが空港から近いアルリッガ。
今回泊まったのは、地下鉄アルリッガ駅の近くの「ibs Al Rigga(イビスアルリッガ)」。

ラグジュアリーとはちょっと違うけれど、便利で快適な”ちょうどいい”ホテルでした。
野菜たっぷりの朝食に、アラビアンなロビー、そして周辺にはローカルなスーパーや飲食店もたくさんありました。
ドバイのキラキラエリアとはまた違う、リアルな日常に触れられる滞在を、写真たっぷりでご紹介します。
目次
イビス アルリッガの立地と周辺環境について 空港へのアクセスも良好
イビス アルリッガは、地下鉄アルリッガ駅から徒歩数分という好立地にあります。
ドバイ国際航空(ターミナル1・3)からはタクシーでも15分ほどで、深夜の発着でも安心の距離感です。
トランジットで一泊するにも便利だと思います。

ホテルの周辺には24時間営業のスーパーやレストラン、テイクアウトのティースタンド、ドラッグストアも多くあり、旅というより”日常”の生活を送っている感覚になりました。

治安も良いので、夜に買い物に行くこともでき、スーパーでは野菜や果物などは日本よりも安いものもありました。
また、街中にティースポットがあり、テイクアウトのコーヒーとスナック類がお手頃値段で購入できます。イビスアルリッガの横にもティースポットがあり、飲み物と軽食を買ってホテルの部屋で食べました。

「ニュードバイ」まではやや距離がありますが、メトロ一本で移動できるので不便さはありませんでした。ただ、タクシーやUberだと5,000円ぐらいかかってしまうかもしれません。
メトロで行くと片道500円ぐらいで行けます。メトロの一日乗り放題がDhs.20(約800円)なので、メトロがお得です。
キラキラのニュードバイもいいけど、私はこのローカル感が気に入りました。
イビスアルリッガの客室、シンプルで落ち着き過ごしやすい
客室はイビスらしいシンプルなインテリアで、清潔感があって広さも程よい印象です。

この雰囲気、なんだか懐かしいと思ったら、以前泊まったイビスパース(オーストラリア)とほぼ同じでした。
ビジネス客も多いようで、デスク回りが広く、PC作業もでき、カフェで仕事もできるのもポイントです。
それでは、YouTube風に「ルームツアー、行ってみよう!」
部屋はダブルルームで、スーツケースも広げられて結構広いです。

テレビは壁掛けです。
広めのテーブルと椅子、長椅子がありました。カーテンがibsらしいデザインです。

椅子は横になれるぐらいの広さです。
カーテンを開けるとこんな景色でした。

机の下には冷蔵庫があります。

お水はサービスで、毎日補充してくれました。おかげでお水は買わずにすみました。

部屋にはポットがあり、ディルマのお茶がありました。

テーブルの横にはオープンクローゼットがあります。金庫とアイロンもありました。

続いてバスルームです。バスタブはなく、シャワーのみです。ドライヤーは備え付けのタイプです。

シャワーブースにはリンスインシャンプーがついていました。

イビスアルリッガのインテリアと設備、フィットネスジムもあり
イビスアルリッガのインテリアは赤を基調としたibsらしさとアラブがミックスされていました。
まず、ホテルに入った瞬間に目に入ったのがこちら。

エキゾチックで、「アラブに来た!」という気持ちになりました。

一階の奥にはカフェがあり、ここのインテリアもアラビアンです。

廊下のカーペットも赤が入ったデザインです。

製氷機もあり、フィットネスジムもあり設備も充実していました。
イビスアルリッガの朝食、砂漠地帯なのに野菜が豊富!
ドバイに行って驚いたことがありまして、それは、新鮮な野菜や果物が豊富にあることです。
ドバイは砂漠のはずなのに、「野菜も果物も美味しくて東南アジアみたい!」と思っていたら、本当に東南アジア産のもので、毎日新鮮な野菜と果物が空輸されているそうです。

フルーツもフレッシュジュースもおいしくて、気分は南国リゾートです。
野菜も果物も毎日種類が変わっていました。

毎日、メニューが変わるので、ついつい食べすぎてしまいます(笑)。

パンもたくさんあります。

チーズも種類が色々あり、朝からチーズ三昧もできます。

東南アジアやヨーロッパの良いとこどりのような内容と、アラブのお料理なのかな?と思うメニューなど、とにかく種類が豊富です。

ホットミールも毎日変わります。

そして、忘れてはならないのがデーツ。

デーツは、日本の漬物や韓国のキムチのように必ずありました。そして、美味しい!
毎日デーツを食べてデーツにはまり、もちろんお土産にデーツを買ってきました。
紅茶はディルマでした。

イビスアルリッガのカフェ、ポップなBGM
イビスアルリッガのカフェは居心地が良く、ワーキングスペースとして使っている人もいました。

外にテラス席があります。

ドバイは暑いイメージがありますが、2月3月は涼しく、朝晩は長袖が丁度いいぐらいです。
しかも、湿度がないので外の席がとっても気持ちが良いです。

どの席もゆったりと過ごせました。

インテリアは中東と東南アジアが混ざったような感じです。
ホテルの中はチルアウト系・ラウンジミュージックのゆるい洋楽が流れています。

ibisは音楽プログラムも展開しているようで、Spotifyでも聴くことができます。
海外に行くとよく流れている音楽なので、こういうジャンルを聴くと「海外に来たな」って思うのと、家でもたまにSpotifyで流してあの空気感を思い出したりしています。
イビスアルリッガに泊まったの感想、メリットとデメリット
イビスアルリッガは、ドバイで暮らすように滞在したい人向けの拠点という印象でした。
豪華ホテルとは違うけど、利便性や快適さをしっかり押さえて、コスパ重視の旅行にはぴったりです。
【メリット】
・駅から近くて便利。
徒歩5分ぐらいでメトロに乗れる、空港からも移動がラク。
周辺にはスーパーや飲食店が多く、生活感がある滞在ができる。
・朝食がしっかり美味しい
新鮮野菜がたっぷり、東南アジアやヨーロッパの良いとこどり!
【デメリット】
・ドバイモールなどの主要観光エリアからは少し距離がある
メトロでも30~40分ほどかかり、観光メインだとちょっと不便に感じるかも。
・高級感はあまりない
ラグジュアリーなドバイをイメージしている人には物足りないかも。

アルリッガは生活感がある街で、私は好きでした。
キラキラなドバイも良いけど、現地の生活に近いところで過ごしてみたいという方におすすめです。
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