日光を走るSL大樹ふたらに乗車しました。
以前、SL大樹に乗りました。
SL大樹乗車記、車内販売とオリジナルグッズ、日光へのお得な行き方 | 地球で遊ぼう、気まま旅 (kimama-tabi.com)
大樹とふたらは何が違うのか、また、お楽しみの車内販売や展望車など、SLふたらの楽しみ方などをレポートします。
目次
SL大樹とSL大樹ふたらの違い
SL大樹もSL大樹ふたらも下今市から日光・鬼怒川を走るSLです。SL大樹は、下今市駅から鬼怒川温泉駅の間を走っていて、SL大樹ふたらは、東武日光駅から下今市駅を通り鬼怒川温泉駅の間を走っている電車です。
乗車時間は、SL大樹は約35分です。SLふたらは、東武日光駅と下今市駅の間が約20分で、そのまま下今市駅と鬼怒川温泉間も乗れるので、合計で約1時間ぐらい乗車ができます。
もう一つの違いは、下今市駅から東武日光駅の間は、ディーゼル機関車で走ります。
「35分じゃ短い!」と思われる方は、是非、SL大樹ふたらはいかがでしょうか?
SL大樹とSL大樹ふたらの料金
SL大樹の指定席料料金 大人760円、小児380円(別途乗車券が必要)
SL大樹ふたらの指定席料金 大人1,080円 小児540円(別途乗車券が必要)
SL大樹ふたらの車内の楽しみ方
SL大樹ふたらの客車は3両編成で、旧国鉄時代の車両が使われています。
鉄道博物館などにある「昭和レトロ」の座席です。実際に座れるだけでなく、動いている車両に乗れるので、マニアに人気のようです。
1号車と3号車は二人掛けの座席で、2号車はボックスシートになっています。
2号車には展望席もあり、こちらもおすすめです。
SL大樹ふたらの展望席
SL大樹にもふたらにも展望席があります。
こちらは誰でも行くことができます。
展望席に座ると、日光の景色をSLの走る速度でのんびりと楽しむことができます。
SL大樹もSL大樹ふたらも沿線の人たちが必ず手を振ってくれて、ほのぼのします。
のどかな田園風景を楽しみながら乗れるのですが、注意点があります。
展望席は外なので、外気の気温そのままを感じるので、冬は寒く夏は暑いです。
私は7月に乗ったのですが、日光でも暑かった・・・。
走っているときは風を感じて気持ちいいですが、SLは「石炭」で走っているため、機関車の煙に石炭のススが混ざっています。煤(すす)が飛んでいますので、白い服だと汚れてしまうかもしれないので気を付けてください。
展望車のデザインがレトロで素敵ですので、SL大樹、ふたらに乗る場合は、一度は展望車に行ってみてくださいね。
SL大樹ふたらの車内の楽しみ方
SL大樹に乗ると、SL観光アテンドの方が観光案内をしてくれて、手作りの「アテンダント通信」と記念乗車証をくれます。
記念乗車証は10種類あって、異なる6種類を集めると「オリジナルカードファイル」がもらえるそうです。私はこちらで2枚目なので、あと4枚。そんなに乗れるかしら?
写真撮影サービスもあり、カメラマンが回ってきて写真を撮ってくれ、こちらは気に入ったら購入できます。
こちらのフォトフレームに入って、SL大樹の写真付きで1,000円でした。支払いは現金のみです。
家族でも友達でも恋人とでも、おひとり様でも写真を撮ってくれます。
スマホで自撮りも良いですが、カメラマンに撮ってもらうと写真がきれいなので、私は気に入っています。
SL大樹ふたらの車内販売、「黒い」スイーツがおすすめ
SL大樹もSL大樹ふたらも車内販売があります。
私は車内販売が大好きでして、車内販売がある電車に乗ったら絶対に買ってしまいます。
購入できるものは、SL大樹もふたらも同じで、お弁当やSLグッズがあります。
今回は、「SL石炭あられ」(650円(税込))を買いました。
こちらのあられ、なんと「石炭みたい」な色と形なのです!
もう、石炭にしか見えません。
食べると普通のあられですのでご安心ください。SL大樹のヘッドマークのシールもついているので、子供も喜びますし、なによりこの「黒い石炭のようなあられ」は話のネタにもなり楽しいですよ。
石炭をイメージしたスイーツだと、黒いアイス(380円(税込))もおすすめです。
ごま以外もバニラもストロベリーも、色は「黒」です。
お弁当もあります。おすすめは、「SL大樹日光埋蔵金弁当」(1,450円(税込))です。
SL大樹のロゴ入りスコップスプーンがついていて、ごはんをスコップで掘るイメージで食べます。
1,450円とちょっと高いのですが、SL大樹のロゴ入りのスプーンは持ち帰れますし、日光名物の湯葉も入っているし、ごはんもおかずも贅沢なので、おすすめです。
車内販売で売っているものは、下今市駅や鬼怒川温泉駅などでも購入はできますが、車内販売がどんどん減っている中、「車内販売で買うという体験」が価値があるものだと思っているので、車内販売が続いて欲しいという願いも込めて、私は車内販売を買います。
SL大樹ふたらの切符の買い方
SL大樹、SL大樹ふたらの運行日は、インターネットで確認できます。
SL大樹・DL大樹 インターネット購入・予約サービス (tobu-ticket.jp)
こちらで購入・払い戻しもできます。
1か月前から購入できます。
こちらで座席指定券を買って、乗車券は別途必要です。乗る時は、予約画面を見せるかプリントアウトしたものを見せれば大丈夫です。
下今市駅で昭和レトロなSLの世界観を楽しむ
SLが停車する下今市駅は、駅全体がSLの世界観になっています。
自動販売機もSLっぽいデザインですし、駅全体がSLの世界観を壊さないようになっていて、素敵な駅です。
SLの転車台や展示館もあり、展示館にはSL大樹のヘッドマークの書が飾られています。
この書がヘッドマークになったのですね。かなり大きな作品です。
キッズスペースもあり、お子さんが遊べたり、テラス席もあるので、大人も子供もゆっくり過ごすことができます。
SL大樹ふたらの感想とおすすめポイント
前回はSL大樹、今回はふたらと、日光のSLに2回乗りました。前回は初めてだったので、あっという間に到着してしまった印象なのですが、今回は、距離も長く、色々なことを余裕を持ってできて、のんびりと鉄道旅を楽しむことができました。
前回は、冬に乗ったので雪景色でしたが、今回は夏の景色です。
四季折々の風景をゆっくり味わえます。
SLは子供が喜びそうなイメージですが、子供だけではなく、大人が乗っても楽しい体験ができると思います。
アテンダントさんの案内を聞いて鬼怒川や日光の景色を楽しんだり、「電車に乗ること」がエンタメです。
SLは新しい車両を作っておらず、昭和30年代の車両を大切に復元をして走らせているので、昭和30年代と同じものに乗れるという経験はもうできなくなるかもしれません。
大人も楽しいSL旅、日光に行かれる際はぜひ乗ってみてください。
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