2023年7月15日に日光へ行く特急のスペーシアXがデビューしたので、早速乗ってきました。
個室があったり、グリーン車ではない普通の座席でも豪華で、日光へ行くためにスペーシアにのるのではなく、「スペーシアXに乗るために日光へ行く」のもありだと思うぐらい乗り心地の良い電車でした。
それでは、スペーシアXの乗車記、予約方法、そして、車内カフェの利用方法などをご紹介します。
目次
スペーシアXの予約方法
スペーシアXの予約は、インターネット、駅の販売機か窓口、旅行会社でできます。
乗車日の1か月前の9時から発売開始です。
特に個室やプレミアムな座席はすぐに完売してしまうので、個室に乗りたい場合は、1か月前の9時にネット予約です!
スペーシアXの料金について
スペーシアXの料金は、乗車料金と特急料金が必要です。さらに、プレミアムシートの場合は、プレミアム料金もプラスで必要です。
例えば、浅草駅から東武日光へ行く場合は、スタンダードシートの場合、
乗車料金(1,400円)+スタンダードシート特急料金(1,940円)=3,340円
です。
プレミアムシートの場合は、
乗車料金(1,400円)+プレミアムシート特急料金(2,520円)=3,920円
で、差額580円です。
スペーシアXには、個室やボックスシートやコックピットラウンジなどがあります。
そちらにに乗りたい場合は、スタンダードの料金にプラスをします。
一番豪華なコックピットラウンジ(定員7名)はプラス12,180円、定員4名の個室はプラス6,040円、ボックスシートはプラス400円、コックピットラウンジは、1名用がプラス200円、2名用がプラス400円、4名用がプラス800円です。
今回は、スタンダードシートだったのですが、次は絶対に個室かコックピットラウンジに乗りたいと思います!
スペーシアXの車内販売
スペーシアXの車内販売は、車内カフェのみで、こちらは予約制です。予約しないと利用できません。
事前予約はできず、乗車をしてからの予約になります。浅草を出発してから30分後ぐらいから予約開始です。
車内販売がないので、乗る前にお弁当や飲み物を買う必要があります。
浅草駅にはスペーシアXの形のスペーシアX弁当もありました。
私は車内カフェに行く予定だったので何も買っていなかったのですが、結局カフェに行けず、何か買っておけばよかったです。
日光から乗る場合は、日光埋蔵金弁当(1,450円)があり、ちょっと高いですが、シャベル型のスプーンがついていて、持って帰って使えます。
スペーシアXの車内カフェ、整理券を予約する方法
スペーシアXの中には、「GOEN CAFE」という車内カフェがあります。
私はこのカフェに行くのをとっても楽しみにしていました。
カフェは1号車のコックピットラウンジに乗っている人が優先的に利用できて、他の座席の人は、予約制になっています。
この予約が要注意なのです!
予約は乗車前にはできず、乗車をしてからスマホで予約をします。
予約開始が、だいたい浅草駅を出発してから30分後ぐらい、春日部駅を出発した後ぐらいです。
春日部駅を出てから車内放送で整理券を配布の案内が放送されるので、その時に予約をします。
私は会員登録に時間がかかってしまい、整理券の販売サイトに入ったときには完売でした。
一番楽しみにしていたのに、悲しすぎます。
確実にカフェに行くためには、コックピットラウンジを予約できればいいのですが、スタンダードシートの場合は、整理券を確実に予約しないといけません。
カフェに行きたい場合は、まず、スペーシアXに乗ったら座席にQRコードがあるので、こちらで会員登録をして準備をします。そして、春日部駅あたりでスタンバイ、整理券配布の放送と同時に予約、これしかありません。
カフェに行けるのは、浅草駅から春日部駅で乗車をした人だけになってしまいますね。
カフェに行けなかったのが本当に悲しくて、カフェに行くためにもう1度スペーシアXに乗りたいと思います。
スペーシアXスタンダードシートの座席
私が今回乗ったのは、スペーシアXのスタンダードシートです。スタンダードなのにグリーン車並みの快適さでした。
全ての席にコンセントがあります。
テーブルは2つで、座席の前のものと、椅子の横から小さいテーブルがありました。
座席前のテーブルは結構大きいので、お弁当は余裕で広げられそうです。
サイドテーブルは六角形で、
ひじ掛けは皮のようなデザインと某有名メゾンのような色で高級感がありました。
座席ごとに窓があるので、どの席に座っても車窓も楽しめます。外れがないのが安心ですね。
夏の田園風景ってのどかで癒されます。
座席の間も広くなっているそうで、本当にグリーン車のようでした。
車いすスペースや荷物を置くスペースもあり、どんな人でも楽しめる設計になっていました。
スペーシアXの車内
スペーシアXは全席指定で満席だったので、車内は探検できなかったのですが、誰でも行けるのがお手洗い!
お手洗いも充実していました。
バリアフリートイレや男性用トイレ、様式トイレがあり、スペースも広いです。
広いので、車いすでも安心だと思います。
スペーシアXの車体デザイン
スペーシアXの先頭車両の車体の窓は「X」になっています。
かっこいいので、写真を撮るならここがいいですね。
車体も車内のデザインも江戸文化の鹿沼組子をイメージしているそうです。
日光東照宮や日光金谷ホテルをモチーフにしているそうで、電車に乗った瞬間からに日光を楽しめます。
日光のお得な切符、まるごと日光フリーパス
日光へ行くならば買った方が良いのがまるごと日光フリーパスです。
日光エリアの電車とバスが4日間乗り放題で、浅草から買うと、4月~11月が4,810円、12月~3月が4,390円で、施設の割引などもあります。
スペーシアXも含め、特急電車やSL大樹にも特急券を買えば乗ることができます。
SL大樹もおすすめです。
SL大樹乗車記、車内販売とオリジナルグッズ、日光へのお得な行き方 | 地球で遊ぼう、気まま旅 (kimama-tabi.com)
夏に日光に行くならば、天然氷のかき氷は必須です!
こちらは東武日光駅から近くの日光茶屋のかき氷です。
スペーシアXの感想、電車に乗るために旅行に行く
デビューしたばかりのスペーシアXに乗った感想は、豪華で日光まであっという間でした。近鉄の特急の「しまかぜ」や「あをによし」を思い出すと思ったら、近鉄やJRを参考にしたそうです。
近鉄のような観光特急に関東でも乗れるなんて、嬉しいです。
近鉄「あをによし」の乗車記はこちらです。
あをによし乗車記、車内販売限定スイーツや奈良の都モチーフの豪華な車内 | 地球で遊ぼう、気まま旅 (kimama-tabi.com)
「しまかぜ」乗車記もそのうち書きたいと思っています。
このような観光電車がどんどん増えて「電車に乗るために旅行に行く」という楽しみ方ももっと広まればいいと思います。
まずは、車内カフェとコックピットラウンジに行ってみたいので、またスペーシアXで日光へ行きたいと思います。
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