アメリカのセドナは、「パワースポット」として知られています。
スピリチュアルが好きな方、ヒーラーさんや人生に迷う女性(!)などに人気ですが、ここはウォルト・ディズニーも愛した土地で、ディズニーランドに一度でも行ったことがある方には、セドナに訪れたら、「見たことがある」と思う景色に出会ったり、なんとなく知っている場所のような気持ちになるかもしれません。
パワースポットやスピリチュアルに全く興味がない人でも、一度は行って欲しいぐらい素晴らしいセドナ。
セド
ナの観光の一つ、ヴェルデキャニオン鉄道の旅をご紹介します。
目次
セドナ観光「ヴェルデキャニオン鉄道(Verde Canyon Sedona)」とは
セドナには鉄道が走っています。鉄道と言っても、「観光用」の鉄道で、銅鉱山が盛んだった頃に使われていた線路を使い、どこかへ行くわけではなく、セドナの景色を見ながら、列車に乗って帰ってくるという、ちょっとしたアトラクションのようなものです。
イーグルの車両がレッドロックに映えます!
ファーストクラス車両と普通車両があり、ファーストクラスは、ビュッフェとシャンパンなどの飲み物があり、ちょっとしたセレブ旅行気分になれますよ。
路線図はこんな感じで、終点まで行って、そのまま折り返して戻ってきます。
セドナのヴェルデキャニオン鉄道のファーストクラスとは
ヴェルデキャニオン鉄道の車両は、ファーストクラスと普通車両があります。
ファーストクラスにはビュッフェと飲み物がついていて、トイレもありました。
ポテトチップスなどのスナックやサンドイッチなどの軽食があります。
もちろん、乗り場には売店があるため、そこで買って持ってくることもできます。普通車両はビュッフェがないので、みなさん持ち込んでいました。
ヴェルデキャニオン鉄道のファーストクラスの乗り方
鉄道が走る日が決まっていることや、人気があるようでチケットが買えないこともあるため、ホームページから予約をするか、ツアーもあり、ホテルからの送迎も手配をしてくれるので、そちらからの予約をおすすめします。
Verde Canyon Sedona
ベルデキャニオン鉄道ツアー
https://www.america-travel-factory.com/ベルデキャニオン鉄道/
セドナには公共の交通手段がないため、レンタカーかタクシーでの移動になります。しかも、流しのタクシーはないので、タクシーに乗るためには、電話で呼ばねばならず、送迎の手配をしてくれるのは便利ですよ。
セドナのヴェルデキャニオン鉄道はあのテーマパークに似ている!?
ヴェルデキャニオン鉄道の車両にはオープンな車両もあります。
私が行った9月は昼間はまだ暑かったため、冷房の効いている車内で飲みながら過ごしてもいいですし、暑いとはいってもカラッとしている空気が気持ち良いため、外のベンチに座って、アメリカらしい西部劇のような景色を楽しむこともできます。
ヴェルデキャニオン鉄道には初めて乗ったのですが、全く初めてな感じがせず、むしろ親しみを感じました。
車内でのアナウンスやBGMのウェスタンミュージックもどこかで聞いたことがあります。
この景色も、どこかで見たことがあると思っていたら、思い出しました!
ここです!
どこかわかりますか?
上がディズニーシーで、下がセドナです。景色がにていませんか?
鉄道の中のアナウンスもディズニーランドのようなノリで、BGMもディズニーランドのウェスタンランドのようで、ビックサンダーマウンテンやウエスタンリバー鉄道に乗っている気分です(笑)。
それもそのはずで、「ビックサンダーマウンテン」はセドナのサンダーマウンテンがモデルになっていますので、こちらが本物です。
せっかく、はるばるとセドナまで来たのに、「ディズニーランドみたい!」と喜んでいるのも笑えますね。
セドナのヴェルデキャニオン鉄道の車窓から
ヴェルデキャニオン鉄道は、往復四時間で、のんびりと鉄道旅気分を味わえます。
まず、広い草原の中を走り、だんだんと岩場が増えていきます。
ここにサンドイッチや飲み物などを持ってきて、外の景色を見ながら飲んだりしていてもいいですよ。
ウェイターさんも来てくれます。(飲み物は有料です)
だんだんと岩が増えていきます。
景色がどんどんウェスタンランド(ディズニーランド)になっていきます。
こんな岩もありました。
短いトンネルを通って、折り返し地点につきます。
本当に一瞬で終わるトンネルなのですが、アメリカ人はトンネルが珍しいらしく、キャーキャー言っていたのが印象的でした。
日本人にとってはトンネルは普通なので、外国でこういう体験をするのも旅の醍醐味です。
終点で、先頭車両が折り返して戻ってきます。
ここから、戻っていきます。
帰りは日が沈んでくるので、影が長くなってきました。
のんびり鉄道旅も終わりです。
セドナのヴェルデキャニオン鉄道のお土産など
セドナに旅行される方は要注意なのですが、セドナには、ロゴ入りチョコレートのような定番の「お土産らしいお土産」というものがありません。
パワーストーンやギフトショップは町中にもありますので、お土産が全くないわけではないですよ。いわゆるバラマキ土産というものは難しいです。
ヴェルデキャニオン鉄道にはギフトショップがあるので、ここでセドナらしいお土産が買えるかもしれません。
私は、鉄道のオーナメントを買いました。
ロゴ入りのものや、Tシャツやウェスタンな物なども色々ありましたよ。
セドナのヴェルデキャニオン鉄道の感想
ヴェルデキャニオン鉄道は、「どこかへ行く」移動手段の鉄道ではなく、乗ることを楽しむクルーズのような感じの鉄道でした。
私はいつも旅行に行くと、バタバタと予定を詰め込んで、あっちもこっちも行きたい!と行動をしてしまうのですが、この鉄道で「何もしない」という贅沢を味わいました。
何もしないと落ち着かない貧乏性の人には、優雅な鉄道旅はおすすめです。ちゃんと「移動をしている」ので何もしていないという感覚にならないのです。
セドナは何もしないで大地のエネルギーを思いっきり感じて過ごすことがおすすめなので、鉄道に揺られてセドナの美しい景色をゆったりと楽しめるヴェルデキャニオン鉄道は本当におすすめです。
ディズニーランドのアトラクションに似ていますが、やはり、本物から受けるエネルギーは全然違います!
セドナに行かれることがあったら、一度体験してみてください。
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