横浜の「ホテルニューグランド」のピーターラビットのアフタヌーンティーに行きました。
ホテルニューグランドは歴史あるクラシックホテルの一つで、内装も素敵な私も憧れのホテルです。
ドラマなどのテレビのロケに使われたり、ウェディングでも人気で、この階段のウェディングフォトも素敵ですよね。
ホテルニューグランドでは、ロビーラウンジ「ラ・テラス」で季節ごとにメニューが変わるアフタヌーンティーがあります。
今回は、出版120周年の絵本「ピーターラビットのおはなし」の世界を楽しめる「ピーターラビットのアフタヌーンティー」でした。
アフタヌーンティーだけではなく、ホテルの中はピーターラビットがたくさんいて、とっても可愛かったです。
それでは、「ピーターラビットのアフタヌーンティー」レポートです。
目次
ホテルニューグランドについて、ヨーロッパにいるようなクラシックホテル
ホテルニューグランドは、1927年(昭和2年)に開業したホテルです。
目の前には、横浜港、山下公園があり、異国情緒が漂い、気分はヨーロッパです!
ホテルニューグランドといえば、マッカーサーが滞在したことで有名ですし、このホテル発祥の料理もありますがご存じでしょうか?
シーフードドリア、スパゲティナポリタン、プリン・ア・ラ・モードは、ホテルニューグランドが発祥なのですよ。
今では食べたことがない人はいないのではないか?というぐらいの誰もが知るメニューですよね。
特に「昭和レトロ」な喫茶店では定番メニューとなっていますが、お値段は喫茶店の倍です(笑)。
横浜に行かれる際は、中華街だけではなく、元祖メニューもぜひ食べてみてください。
また、ホテルニューグランドは、日本クラシックホテルの会に加盟しているクラシックホテルの一つです。私はクラシックホテルが好きなので、クラシックホテルパスポートを買って、クラシックホテルを制覇するのが夢です。
ホテルニューグランドへの行き方
ホテルニューグランドの最寄り駅は、みなとみらい線の「元町・中華街駅」です。
元町・中華街駅の1番出口から徒歩1分です。
出口から出たら山下公園の方に歩いていけばホテルがあります。
注意点は、電車を降りてから1番出口までが遠く、5分以上かかることです。
時間に余裕をもってお出かけされることをお勧めします。
ホテルニューグランド「ラ・テラス」のアフタヌーンティー
ロビーラウンジ「ラ・テラス」でのアフタヌーンティーは、まるでヨーロッパのホテルでアフタヌーンティーをしているような気分になれます。ラウンジはヨーロッパ調のインテリアで、めちゃめちゃ映えます。
イギリスのホテルでアフタヌーンティーをしている気分になれます。
モダンなインテリアのホテルが多いので、こんなクラシックな雰囲気はなかなか味わえません。ちょっとおしゃれなワンピースを着てお茶をしに行くだけでも気分はお姫様ですよ。
ソファもふかふかで座り心地が良かったです。
ちょうど外で結婚式の撮影をしていて、窓から見える景色もヨーロッパのウエディングのようで素敵でしたよ。
ホテルニューグランド「ピーターラビットの苺のアフタヌーンティー」について
【期間】2022年12月1日~2023年1月31日
【時間】12:00~20:00(L:O 19:30)
【料金】8,222円(税、サービス料込)
予約は、公式サイトや、ちょっとお得な一休やオズモールなどのプランもあります。
ちょうど「苺のアフタヌーンティー」シーズンにも入り、ピーターラビットの世界観といちごを楽しめるアフタヌーンティーになっていました。
それでは、「ピーターラビットの苺のアフタヌーンティー」メニューのご紹介です。
ホテルニューグランドのピーターラビットの苺アフタヌーンティーのメニュー
ピーターラビットの苺アフタヌーンティーは、「ピーラーラビットの絵本」の世界に「いちご」も入っていて、いちごたっぷりの可愛いメニューでした。
一番下の段は、「ベンジャミン・バニーのおはなし」からカモミールのブランマンジェといちご風味の白ワインジュレ。カモミールティーはせんじ薬としてピーターラビットのお母さんがピーターに飲ませたりしていましたね。
「フロプシーのこどもたち」からコールスローとラベンダーオイルでマリネした苺。
「ジンジャーとピクルスのおはなし」から いちごサンドとスティルトンチーズ、コテージパイ風キッシュとブラックベリーのクランブル。
ピーターラビットはイギリスのお話なので、イギリス料理にはやっぱりコテージパイは欠かせないですね。ちなみに、ピーターのお父さんはマクレガーさんのおうちで捕まってパイにされてしまったのですよ。
全体的に甘いメニューなので、パイの塩味が美味しかったです。サンドはうさぎの形のようです。うまく写真が撮れておらず残念です。
真ん中の段は、「赤りすナトキンのおはなし」から フクロウへの贈り物ベリータルト
「きつねのトッドのおはなし」から アナグマ・トミーに食べられちゃう!ドットの紅茶スコーン
「ピーターラビットのおはなし」から カシスのかくれんぼタルト
カシスのかくれんぼタルトは、ピーターが隠れているようなビジュアルで、ベリータルトはタルトの上がお花畑のようでした。飾りのチョコも濃厚で、ベリータルトの中にはベリーソースがたっぷり入っていました。
一番上の段には、ピーターラビットのイラストの入ったクッキーがあります。
クッキーの絵柄は何種類かあるようです。
ピンクのマカロンは、りんごのマカロンで、こちらはベリーではないと思ったら、「作者のポターの愛したヒルトップ農場の冬」だそうです。
てんとう虫が乗っているのが「ひげねずみサミュエルのおはなしあるいは、ねんねこロール」より いちごのねんねこロール
「ピーターラビットのおはなし」から 三姉妹のお散歩 フランボワーズムース
こちらのムース、うさぎの耳がムースの上から出ているように見えませんか?
「パイが二つあったお話」から ダッチェスのいちごの花束、リビーの苺マフィン
メニューには、ピーターラビットのイラストも載っていて、絵本のようです。
ピーターラビットのマスクケースやコースターもありました。
ホテルニューグランドのピーターラビットの苺アフタヌーンティーの飲み物
アフタヌーンティーの飲み物は、紅茶やハーブティーコーヒーなどが種類を変えられてお代わりできます。
ピーターラビットといえば忘れてはいけないカモミールティーもありますよ。
「ピーターラビットのおはなし」について
「ピーターラビットのおはなし」は、ビアトリクス・ポターの描いた絵本です。彼女のかつての家庭教師の息子のノエル君に送った絵手紙をもとに絵本を自費出版しました。
絵本の出版から120年ということで、ピーターがバースデーケーキに乗っていました。
ビアトリクスは裕福な中産階級で育ちましたが、その時代の裕福な家庭の女の子には家庭教師がつき、学校へは行かなかったため、友達がおらず小動物が友達で、絵を描くことに没頭していたそうです。
また、その時代の女性で仕事をしていたり、ビアトリクスの愛したイギリスの湖水地方が今でも美しい自然が残っているのも彼女のおかげであったり、その生き方は「ミス・ポター」という映画にもなっていて、私はこの映画が好きで、おすすめです。
ピーターラビットというキャラクターは知っているけど、どういうお話か知らないという方におすすめなのが、「英語で楽しむ ピーターラビットの世界」です。
こちらの本は、いくつかの絵本が1冊にまとまっていて、英語の絵本を楽しめて、しかも英語のCDもついているので、音でも楽しめます。英語のリズムがいいのですよ。
しかも、全てに日本語訳がついているので、日本語の絵本を買うよりお得な上に、ビアトリクス・ポターについての解説まであり、ピーターラビットの世界がまるごとわかる本なのです。
ホテルニューグランドのピーターラビットの苺アフタヌーンティーの感想
今回のアフタヌーンティーは、ピーターラビットの世界観を楽しめて、いちごスイーツも味わえて、ヨーロッパのようなホテルの雰囲気も楽しめて、何倍も楽しく過ごせました。
ホテルの中にも外にもピーターラビットがいて、フォトスポットも色々あります。
外にもピーターがいました。
「まだ海外へは行けないけど、ちょっとヨーロッパのような雰囲気を味わいたい」とか、「歴史を感じるホテルの雰囲気を味わいたい」、「とりあえず映える場所で写真が撮りたい」などにもピッタリのアフタヌーンティーです。
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