いつか泊まりたい憧れのラッフルズホテルは、白亜の宮殿のような建物で、1887年創業で著名人も多数宿泊している歴史あるホテルです。
そして、ラッフルズホテルは、「シンガポールスリング」の発祥の地でもあります。
高級ホテルなので宿泊するのはなかなか難しいですが、バーやギフトショップなど、宿泊しなくても行けますので、宿泊しないでラッフルズホテルを楽しんできましたので、そのレポートです。
目次
ラッフルズホテルのロング・バー、シンガポールスリングの発祥の地
トロピカルな味のカクテル「シンガポールスリング」は、ラッフルズホテルのロング・バーで誕生しました。シンガポールスリングは、どこでも飲めるメジャーなカクテルですが、せっかくならば、元祖シンガポールスリングを飲んでみたいと思いませんか。
シンガポールスリングとは
シンガポールスリングは、トロピカルジュースのような可愛い見た目のチェリーブランデーやジンベースの甘いカクテルです。
このカクテルは、まだ女性が人前でお酒を飲むのがエチケット違反だった頃に、見た目が可愛らしいジュースのようなカクテルを作り、女性でも気軽に人前でお酒が飲めるように作られたものだそうで、あっという間に人気になったのだそうです。
シンガポールに行くと、色々な場所でこのカクテルが飲めるのですが、行くお店によって味が違うので飲み比べてみるのも面白いですよ。アルコールが苦手な方にも「ノンアルコール」があるので、気分だけでも楽しめます。
私はアルコールが苦手なので、「ノンアルコール」で雰囲気を楽しんでいました。味は、ほとんどがチェリー風味のトロピカルジュースです。
ラッフルズホテルのロング・バー
ラッフルズホテルのロング・バーはマレーシアのゴム農園をイメージした造りで、なんとなく懐かしい感じの雰囲気がしました。
私は、プランテーションの雰囲気がとても好きなので、バーの雰囲気が素敵でした。店内が混んでいて写真が撮れなかったのですが、本当はもっと写真を撮りたかったです。
バーですが、お昼から営業をしているので、買い物のついでに立ち寄ることもできます。ただ、1杯が日本円で約3000円ほどなので、ちょっと高いです。
営業時間は午前11時から午前12時までですが、行く前に確認してください。
こちらがロングバーのシンガポールスリングです。8個並ぶと圧巻ですね。
実は、ほとんどがノンアルコールなので、シンガポールスリングジュースです。
看板やメニューのイラストと同じグラスで、パイナップルとチェリーの形も同じです。
グラスの絵が消えかかっていますが、きっとイラストと同じものなのだと思います。
ラッフルズホテルのロング・バーの楽しみ方、ピーナッツの殻
ロング・バーの名物がビーナッツです。ピーナッツは、テーブルの上に置いてあり、無料で食べられます。
ここでは、ピーナッツを食べたら、殻を床に落とします。床を見るとピーナッツの殻だらけでした。
ピーナッツは、麻の袋に入っています。これもちょっとノスタルジックじゃないですか?
グラスと並べるとわかりますが、たくさん入っています。
無料だからといって食べすぎると、ピーナッツだけでおなかがいっぱいになってしまいますのでご注意ください。私は、食べすぎてしまい、床がこんなことになりました。
シンガポールスリングとピーナッツで、当時の雰囲気を味わうのも楽しいですよ。
ラッフルズホテルのギフトショップ、シンガポールスリングのお土産など
ラッフルズホテルのギフトショップでは、ホテルのオリジナルグッズを購入できます。ラッフルズホテルでしか買えないものがたくさんあるので、ギフトショップだけ行くのもおすすめです。
ラッフルズホテルのギフトショップ①シンガポールスリングティー
ギフトショップには、「シンガポールスリング」に関するものが色々ありました。
シンガポールスリングティーというものもあり、これはここでしか買えません。
ラッフルズホテルのリニューアルでパッケージも変わり、こちらは旧デザインのものです。缶入りと個包装のティーバックのものがありました。
味がチェリー風味のお茶なので、好みは分かれると思いますが、話のネタとしては良いですし、シンガポールらしいお土産になると思います。
ラッフルズホテルのギフトショップ②シンガポールスリング関連グッズ
シンガポールスリングティー以外にも、シンガポールスリングのお土産がありました。
なんと、シンガポールスリングのTシャツまでありました。
ロングバーと同じグラスや自分でカクテルを作れるセットもあり、家でもシンガポールスリングを作って楽しめますね。
ラッフルズホテルのギフトショップ③カヤジャム
ホテルのギフトショップの中で、私のおすすめは、カヤジャムです。
カヤジャムは、卵とココナッツミルクのジャムで、カリカリに焼いたトーストにマーガリンとジャムを乗せて「カヤトースト」として食べます。シンガポールのローカルフードです。
カヤジャムはメーカーごとにジャムの味が違うので、食べ比べてみるのも面白いですよ。ラッフルズホテルにもホテルオリジナルのカヤジャムがあります。
カヤジャムは他のメーカーのものと比べると上品な味わいです。味もいいですが、なんといっても、このパッケージが可愛くて、麻の袋にジャムが入っているのです。
この袋にピーナッツを入れたら、家でもロングバーの気分が味わえますよ。ただ、家で床に殻を落とすと、その後の掃除が大変なので、それは自己責任でお願いします。
ラッフルズホテルのロングバーの感想
ラッフルズホテルに泊まるのはハードルが高いですが、ロングバーやギフトショップは気軽に行けるので、雰囲気を味わえて楽しかったです。
白亜の建物は、写真を撮るのも素敵ですので、ちょっとおしゃれをしてお出かけするのもいいですよ。
今回は行っていませんが、ハイティー(アフタヌーンティー)もあるので、次回は是非行こうと思っています。
実は、初めてシンガポールに行った時に、ツアーだったのですが、ラッフルズホテルにも行っていました。その頃は連れていかれるままに行っただけでしたが、「素敵なホテルでディナーをした」と思い出して写真を見たら、ラッフルズホテルでした。
2019年に私が行った時は、まだホテルの改装工事が終わっておらず、こんな感じでした。
ホテルは2019年8月にリニューアルオープンをしています。
工事中の写真もレアなので、載せておきます。
今回は、シンガポールへは紅茶でおもてなし教室のTEA MIE主宰のミンミン先生たちと、ツアーで行きました。たくさん並ぶシンガポールスリングも圧巻でしたし、みなさんのお買い物も圧巻でした(笑)。
ツアーだったので、ロングバーにも並ばず効率よく行けましたが、人気があるので、大切な旅の時間を無駄にしないためにも予約をしたほうがいいです。
マリーナベイサンズのような近代的な場所もいいですが、私はやっぱりコロニアルが好きなので、これからもシンガポールをもっと楽しみたいと思います。
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