紅茶好きには「聖地」でもあるイギリス。
英国が舞台の映画や小説でもティーシーンが出てきたり、世界史も動かす影響力があった飲み物で、英国文化や紅茶を勉強していると、イギリスへ行ったことがないとは思えないぐらい「イギリス通」になりました。
初めてイギリスへ旅行をすることが決まったので、今までの知識を総動員して紅茶で巡るイギリス旅行の予習をしたいと思います。
目次
イギリスのティールームとアフタヌーンティー
イギリスの紅茶でメジャーなブランドの一つがハロッズです。
ハロッズは紅茶メーカーだと思っていましたが、ハロッズは老舗の高級デパートです。
イギリスの紅ブランドやティールーム①ハロッズ(Harrods)
ハロッズは、以前は、デパートの三越に入っていましたが、2017年に日本から撤退してしまいました。
日本だと、ハロッズは、ビニールのトートバックの方が有名でしょうか。
銀座三越のハロッズのティールームが好きで、特にプランテーションのインテリアが気に入っていたので、ハロッズの撤退はとても残念です。
ハロッズは、もともとは、食糧卸売りから始まりました。
その後、紅茶や食品雑貨の販売、そして百貨店へと大きくなります。
ロンドン初のエスカレーター設置や、グリーンマンと呼ばれるドアマンや、ハロッズベアーなど、見どころは盛りだくさんです。
「ハロッズの店内には、昔からあちらこちらにテディベアが住んでいる」と言われていて、ハロッズのロゴの入ったテディベアが有名で、毎年、その年のイヤーベアーも出ています。
ちなみに、ハロッズベアーは、「くまのプーさん」のモデルだそうです。
私も、ハロッズでテディベアを買うつもりです!
ハロッズの紅茶は、NO.14というブレンドティーが有名です。
これはハロッズの前を通るバスの番号から取ったネーミングだそうです。
ハロッズが日本撤退前に銀座三越にあったティールームには、イギリス料理の「ケジャリー」というカレーピラフのようなものがありました。
ハロッズのロゴも懐かしいです。
「なぜ、イギリス料理でカレー?」と不思議に思うのですが、カレーの産地のインドは、かつてはイギリスの植民地でした。
そのため、インドに駐在していた人が本国に帰るときにカレーをイギリスに持ち帰ったそうで、それ以降、ポピュラーな食べ物のようです。
イギリスのカレーは美味しいらしいですよ。イギリスに行ったことがある人からは、「イギリスの食べ物はまずいけど、カレーと中華は食べられる」とよく聞いていました。
イギリスでカレーや本場のケジャリーも食べてみたいです。
イギリスの紅茶ブランドやティールーム②ハフキンス(HUFFKINS)
ハフキンスはコッツウォルズにある老舗のベーカリーです。
日本橋三越の英国展にも出店していたことがあり、日本でもハフキンスのスコーンを食べることができました。
ハフキンスはスコーンとエコバックが有名なようです。
私もユニオンジャックのエコバックを買いました。
麻でできていて、エコで丈夫です。「じゃがいもなどの根菜の保存にもいい」と教えてもらいました。
イギリスのコッツウォルズでは、ハフキンスのエコバックが定番になっているそうですよ。
アメリカのトレダージョーズのエコバックもお土産の定番になっていますが、ハフキンスのエコバックもお土産に人気のようです。
このエコバックを日本で買えるのは有難いです。
英国展は、毎年大人気でとても混んでいるのですが、人気の理由がよくわかります。
英国展だけではなく、本場のハフキンスも行ってみたいので、コッツウォルズにも行く予定です。
ただ、ハフキンズのスコーンで一つ問題がありまして、この写真は「遠近法」ではなく、本当にこぶし大ぐらいの大きさがありました。
スコーンと紅茶だけで、その後、何も食べられなくなりそうです。
ハフキンスについて
イギリスの紅茶ブランドやティールーム③ペギーポーション(PEGGY PORSCHEN)
ロンドンにあるペギーポーションは、シュガークラフトが有名だそうで、お店の外観もピンクだったり、可愛いケーキなどもSNS映えで人気のお店だそうです。
2017年の英国展にも出店していて、私もピンクのヴィクトリアケーキを食べました。
まず、ケーキの大きさにびっくりしました。
日本人にとっての「普通サイズのケーキ」が三段になっていて、かなり大きく、ティーカップが小さく見えますよね。
しかもクリームもたっぷりです。
とても可愛いお店なので、行ってみたいと思っていますが、このケーキを食べたら、この日は何も食べられなくなりそうなので、要検討です。
しかも、お店もとても混んでいて、確実に並ぶようですので、時間がないと難しいですね。
やはり、英国展でペギーポーションのケーキを食べられたことはラッキーでした。
ペギーポーションはこちらです。
イギリスの紅茶やティールーム④バルトリーズティールーム
バルトリーズティールームは、ピーターラビットの故郷、湖水地方にあるティールームです。
ピーターラビットの作者のビアトリクス・ポーターの映画「ミス・ポター」を見てから、湖水地方にも行ってみたいと思っていますが、今回は日程的に行くのは難しそうです。
バルトリーズティールームも英国展に出展していて、2017年にはレモンメレンゲパイ、2018年の伊勢丹の英国展ではクリームティーを頂きました。
やはり本場イギリスは、スコーンが大きいです。
私はスコーンだけでお腹がいっぱいになってしまうので、イギリスのティルーム巡りをした場合、毎日、食事がクリームティーかアフタヌーンティーのみになりそうです。
ティーウェアは、バーレイです。
イギリスには可愛いティーウェアがたくさんありそうで、こちらも色々欲しくなりそうで危険な予感がします。
イギリスでは「ミックスマッチ」と言って、あえて、カップとソーサーを別々にするのが流行っているようです。
イギリスの紅茶やティールーム⑤フォートナム&メイソン(Fortnuma&Mason)
フォートナム&メイソンは、英国王室御用達の高級食料専門店です。
創業300年以上の老舗中の老舗で、日本にも三越や高島屋などにショップが入っています。
日本では、「ちょっと高級な紅茶屋さん」というイメージでしょうか。
本国イギリスでは、扱っているのは紅茶だけではなく、食材はもちろん、衣料品も扱う高級百貨店です。
フォートナム&メイソンは、英国王室に勤めていたフォートナムさんが、女王が使ったロウソクの残りを売って資金をため、メイソンさんと食料品店を始めたのが始まりです。
フォートナム&メイソンのマークにもなっているフォートナムさんは、ロウソクを持っています。これもイギリスでしっかり見てきたいとおもいます。
また、フォートナム&メイソンの紅茶は、王室に絡んだ名前のブレンドティーも色々あるのも特徴です。
フォートナム&メイソンは、日本にティールームがいくつかあります。
以前、二子玉川のティールームでアフタヌーンティーをしました。
ロンドンの店舗にはレストランがあり、こちらで本場のアフタヌーンティーも味わってみたいです。
こちらは二子玉川のティールームのアフタヌーンティーです。
レストランで、フィッシュ&チップスでもいいかもしれません。
ロンドンのフォートナム&メイソンに行ったら、たくさん買い物をしてしまいそうで怖いですね(笑)
ハロッズやローラアシュレイなど、次々に日本から撤退しているので、フォートナム&メイソンは撤退しないで欲しいと願っています。
イギリスの紅茶やティールーム⑥ロンドンバスのアフタヌーンティー
ティールームではありませんが、実は、一番興味があって行きたいのが、ロンドンバスのアフタヌーンティーです。
ロンドンバスに乗ってロンドン市内を巡りながらながらアフタヌーンティーをするプランが人気があるようです。
ただ、こちらのプランは二人からの予約でして、今回は一人旅なので、残念ながら参加はできませんので、次の機会に行きたいと思います。
ロンドンの紅茶やティールームのまとめ
ロンドンで行きたいティールームがたくさんあります。
ティールームだけではなく、ホテルのアフタヌーンティーもたくさんあり、ロンドン観光をせずに毎日アフタヌーンティーに行っても、とても回り切れません。
ただ、毎日、甘い物が続くのは辛いので、今回の旅では行き当たりばったりで、無理してたくさん行かずに、いくつかのティールームに行けたら良いと思っています。
実際にロンドンから戻ったら、どういう感想になるのでしょうか。
それも楽しみです。
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