長崎観光で絶対に外せない場所のグラバー園。
グラバー園は、現存する日本で最古の木造洋風建築の旧グラバー住宅など、外国人遺留地時代の洋風の建築があります。
グラバー住宅に住んでいた、トーマス・グラバーさんは、イギリスの実業家で、三浦春馬さん主演の「天外者」で、三浦春馬さん演じる五代友厚、かの有名な坂本龍馬と交流を深めた人で、映画にも出ています。
「天外者」を見てから、グラバー園に行くとさらに深く楽しめますし、もちろん、特に歴史を知らなくても、おしゃれな洋館と港が見える景色がフォトジェニックなので、おすすめです。
フォトジェニックなグラバー園の中に、とってもおすすめの「喫茶室」がありますので、こちらはマストなので、グラバー園に行ったら、ぜひ行ってみてください。
目次
グラバー園のカフェ「旧自由亭(喫茶室)」、日本初の西洋料理店の復元
グラバー園を散策して、ちょっと疲れたら、ぜひ、「旧自由亭」で休憩してください。http://www.glover-garden.jp/pick-up/tea-room
こちらは、日本初の西洋料理店の建物を復元して、今は、喫茶室になています。
普通、洋館は「見学」だけで中で飲食ができるところは少ないですが、ここでは、実際にコーヒーやケーキなどをいただくことができます。
「西洋料理発祥の地」という石碑や説明もありますよ。
長崎には「日本初」や「〇〇発祥の地」という石碑がたくさんあるので、ぜひ、いろいろ見つけてみてくださいね。
グラバー園のカフェ「旧自由亭(喫茶室)」のメニュー、カステラセット
旧自由亭のメニューでおすすめしたいのは、カステラセットです。
「カステラ」がメニューにあるのは長崎らしくて良いですね!
しかも、このカステラが美味しくて、私はカステラが特に好きだったわけではないのですが、長崎のカステラを食べて、すっかり「カステラのファン」になりました。
しかも、カステラにコーヒーがとても合い、カステラとコーヒーの組み合わせが癖になってしまいました。
カステラは、長崎堂のものだそうです。
自由亭は、コーヒーにもこだわりがあり、24時間かけて水で抽出されたダッチコーヒーもあります。
ダッチコーヒーはアイスコーヒーですが、ホットにもしてもらえます。
ダッチコーヒーは、オランダ人が考案したもので、長崎は、江戸時代に唯一オランダと交易していた場所であり、グラバー園でダッチコーヒーってなんかカッコいいですね。
そして、日本で最初にコーヒーが飲まれたのも長崎で、コーヒーとカステラのセットも、すべてはここ長崎から始まったのか、と思うと味わいがさらに深くなります(笑)。
メニューは、普通のケーキセットももちろんあります。
グラバー園のカフェ「旧自由亭(喫茶室)」のコーヒーカップに注目!
旧自由亭でコーヒーを飲んだら、ぜひ、注目していただきたいのが、コーヒーカップです。
コーヒーカップがグラバー園のオリジナルの波佐見焼のもので、グラバー邸の絵が描かれています。
波佐見焼(はさみやき)は、長崎の焼き物です。
コーヒーは、オリジナルコーヒーカップですし、コーヒー以外でも、食器がミントンのものなどもあり、器好きの方は、ぜひ楽しんでください。
グラバー園のカフェ「旧自由亭(喫茶室)」は眺めが最高!
グラバー園は、港が一望できる場所にあり、ここからの眺めが最高です。自由亭の席からも海を眺められ宇ので、窓際の席はおすすめです。
長崎のグラバー園に限らず、横浜や神戸などの旧外国人居留地は港が見えて景色が良い高い場所にあり、当時の力関係なのか、外国人は眺めのいい場所に住むことを重視していたのか、「こんな素敵な場所に住んでみたい」という場所ばかりです。
毎日でも、ここでお茶したいぐらい心が穏やかになります。きっと、性格もよくなりそうです(笑)。
夕日が海の方に沈むので、夕日を見ながら過ごすのも贅沢な時間ですね。
グラバー園のカフェ「旧自由亭(喫茶室)」、レトロなインテリアの復元
旧自由亭喫茶室は、日本で最初の西洋料理店の建物を「復元」していて、江戸時代末期の最先端のインテリアです。
江戸時代にこんな店内で西洋料理なんて、江戸より文化が発展していたことがわかりますね。
階段も洋館らしくて、レッドカーペットと自由亭の主人の草野丈吉の絵も飾ってあります。
入り口にはには南蛮屏風があり、この時代のものなのだな、と思いました。
グラバー園のカフェ「旧自由亭(喫茶室)」の感想と復元と再現の違い
グラバー園の旧自由亭喫茶室は、インテリアも眺めも、使っている食器も素敵で、しかも、コーヒーも本格的でめちゃめちゃおすすめです。
一人で行って、海を眺めながらコーヒーを飲んでも、心穏やかな時間が過ごせそうで、この近所に住みたいと思うほどです。
長崎を旅行して知ったのが、「日本初」や「〇〇の発祥」がたくさんあることだけではなく、長崎は「再現」ではなく「復元」に力を入れているということでした。
「再現」は、そのものにできるだけ近づけて「元のような状態を作る」ことで、「復元」は「元の状態に戻す」ことです。
こちらの自由亭も、再現ではなく、当時を「復元」した建物です。当時の材料や方法で復元しているので、お金も労力もかかっているのに、復元にこだわる長崎の気質がすごいと思い、「再現ではなく復元」は、長崎の色々なところで見ることができました。
フォトジェニックな景色を楽しむのもいいですし、「ここから近代日本が始まった」と幕末の偉人たちに思いをはせて、ここからの眺めを楽しむのもよしです。
「日本の夜明けぜよ」と言いたくなるかもしれません。これは夕日です(笑)。
コメント
[…] る旧自由亭では、こちらのコーヒーカップでコーヒーが飲めますよ。https://kimama-tabi.com/jiyutei/ […]