鎌倉のあじさいの名所、明月院の見どころとお茶スポット

明月院の紫陽花 国内旅行
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紫陽花の季節になると鎌倉へ行きたくなります。

明月院の紫陽花
明月院ブルーの紫陽花

鎌倉には、紫陽花の名所がいくつかあり、特に有名なのが、北鎌倉の明月院ではないでしょうか。

明月院の紫陽花は、「明月院ブルー」と呼ばれ、お寺の境内には、青い色の紫陽花が見事で、一度はいきたい「あじさい寺」です。

明月院の紫陽花の見ごろの時期

紫陽花の時期は、毎年違うので、一番良いのは、鎌倉市観光協会ホームページでの確認です。

Twitterもあります。

鎌倉市観光協会(@kamakura_kyokai)さん / Twitter

例年、6月上旬から7月上旬までが紫陽花の季節ですが、見ごろの時期はとにかく混んでいます。

6月上旬だと、紫陽花がまだ少なく、色も淡いブルーですが、混雑を避けたい場合は、早い時期に行くのもいいかもしれません。

明月院の紫陽花
5月末だと、まだ花が小さかったです。

土日だとお寺に入るまでに1時間以上並ぶこともあり、平日の早い時間か、夕方が人が少なくておすすめの時間帯です。

明月院への行き方と入場料、拝観時間

明月院はJR北鎌倉の駅から徒歩10分ぐらいです。

北鎌倉駅を出てから線路沿いにまっすぐ歩いていけば、明月院の近くに来たら左折してまっすぐなので、迷うことはないと思います。

明月院

住所:神奈川県鎌倉市山之内189

電話:0467-24-3437

拝観時間:9:00~16:00(拝観時間は変わるので、HPで確認してください。)

拝観料:高校生以上500円 小中学生 300円 障害者 無料(要障害者手帳)

明月院のあじさいの見どころ

明月院の紫陽花の一番の見どころは、どこのサイトにも載っている鎌倉石の参道です。

が、とにかく人が多いので、写真を撮るのはなかなか大変です。

明月院のあじさい
明月院の参道の上から

お地蔵様も紫陽花で飾られています。

明月院の紫陽花
紫陽花のお地蔵さまもかわいい
明月院のあじさい

参道の紫陽花はもちろん素晴らしいのですが、お寺の中はどこも紫陽花で飾られて、歩きながら好みの場所を探すのが一番楽しいです。

明月院のあじさい
金魚と紫陽花。

混んではいますが、時々、人が引くときもあったり、天気などのタイミングもあるので、ふらふらと歩くのが個人的にはおすすめです。

明月院の紫陽花

竹林と紫陽花というのも良いですよ。

ぜひ、お気に入りの場所を見つけてみてください。

明月院で抹茶、月笑軒(げっしょうけん)

明月院の中には、お抹茶をいただける場所があります。

明月院の月笑亭
月笑の中で、お抹茶をいただけます。

メニューは月ごとに変わります。

月笑亭のメニュー
月笑軒のお品書き

お抹茶だけではなく、コーヒーやジュースもあります。

私は私と抹茶のセット(700円)にしました。

月笑軒の抹茶セット
月笑軒の和菓子と抹茶のセット

私は、島根県の銘菓・桂月堂の「出雲三昧」が多いようなのですが、この日は、日影茶屋の小浜饅頭でした。お菓子の敷き紙は桂月堂のものでした。

ちょっと嬉しかったのが、お茶碗が「紫陽花模様」だったことです。

月笑軒の抹茶
紫陽花柄の抹茶茶碗

紫陽花の見ごろのピークの時期は混んでいるかもしれませんが、ここで一服されるのはいかがでしょうか?

月笑軒の店内
月笑軒の店内、外の緑が清々しい

こちらも素敵です。

月笑軒
喧噪を離れて一服いかがでしょう

明月院の紫陽花以外のみどころ

2022年のNHKの大河ドラマは、「鎌倉殿の13人」で、小栗旬さんが演じる北条義時が主人公です。

その孫の北条時頼のお墓がここにあります。

明月院

鎌倉幕府第5代執権の北条時頼がここに「最明寺」を建立し、いろいろと変遷はあり、足利義満の時代に明月院になったそうです。

せっかくなので、「鎌倉殿の13人をめぐる旅」として、明月院に行くのもありですね。

また、明月院は、「紫陽花」が一番有名ですが、4月は桜、5月は菖蒲、紅葉も美しく、どの季節に行っても素晴らしい景色に出会えると思います。

明月院
明月院の丸窓

明月院の他のみどころは、「うさぎ」です。

明月院のうさぎ
明月院のうさぎとかめ。かめさんがケガをしています。

明月院の中には、うさぎがたくさんいるので、是非、見つけてみてくださいね。

そういえば、月笑軒のメニューにもうさぎがいました。

うさぎの「宇宙守り」というお守りもあるようで、「なぜうさぎ?」と思って調べてみると、うさぎは月の使者だからのようです。

明月院の外でお茶、茶寮風花のうさぎまんじゅう

明月院へ行く途中の道に茶寮「風花」があり、こちらでは、うさぎまんじゅうと抹茶のセットがいただけます。

茶寮風花
明月院の手前の茶寮風花

メニューは、うさぎ饅頭と抹茶やコーヒーのセットなどがあります。

・うさぎ饅頭と抹茶のセット 800円

・うさぎ饅頭と冷抹茶のセット 900円

・うさぎ抹茶とコーヒーのセット 750円

・うさぎ饅頭とアイスコーヒーのセット 800円 

もちろん、飲み物は単品でオーダー可能です。

うさぎ饅頭
うさぎ饅頭と冷抹茶のセット 900円

うさぎ饅頭は単品が260円で、お土産用(冷凍)が3個入り630円、5個入り1,050円です。

うさぎ饅頭、よく見るとちゃんと耳もあり、おまんじゅうの中身は栗あんです。

この日は暑かったので、冷抹茶にしたのですが、お茶の量がたっぷりで、冷抹茶で正解でした。

茶寮風花の抹茶
茶寮風花の冷抹茶、抹茶がたっぷり入っています。

テラス席もあり、新緑の中でとても心地よい時間で癒されました。

茶寮風花の抹茶セット

テラス席は心地良くて、高原にいるような気分です。

ただし、蚊がいるのでそれは気を付けてください。

茶寮風花
茶寮風花のテラス席

明月院の紫陽花を見に行くときの注意点

明月院の紫陽花はとても素敵ですが、注意点があるので、最後にまとめます。

まず、混雑してるので、土日は特に1時間以上並ぶ可能性は高いです。

平日でも1時間ぐらい並ぶかもしれません。朝早い時間か夕方だと昼間よりは人が少ないと思います。

あと、重要なのは、蚊がいます。なので、虫よけスプレー必須です。

並んでいるときから蚊に刺されるので、虫よけスプレー、虫刺されの薬は持って行った方が良いです。

人がたくさんいて混んでいても、蚊に刺されても、それでも毎年見に行きたくなるのが明月院ブルーの紫陽花です。

明月院の紫陽花

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