長崎は、異国情緒が溢れる港町です。
鎖国をしていた江戸時代に唯一海外とつながっていた町でもあり、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」の舞台でもあります。
長崎の見どころは色々ありますが、文明開化とヨーロッパの歴史が好きな歴女の視点からおすすめをご紹介します。
目次
異国情緒を感じる長崎①グラバー園
長崎に行ったら必ず行きたいのがグラバー園です。
![長崎グラバー園](https://i2.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181195.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
路面電車で、大浦天主堂から徒歩7分、または、観光バスがあります。
ホテルは、ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒルが近く、外に出て坂道を上がると、グラバー園です。
開園時間は、8:00~18:00で、入園料は、大人300円、高校生150円、小・中学生90円です。
グラバー園は、スコットランドの貿易商人のトーマス・グラバーの邸宅の旧グラバー住宅など、旧外国人居留であった場所です。
美しい洋館が並び、また、住宅からは長崎港が一望できて、「毎日こんな景色を眺めて暮らしていたら幸せだろうな」と思います。
![長崎グラバー園](https://i1.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181184.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
港が一望できます。
やはり、金持ちが住んでいる場所は眺めのいい場所です(笑)
ただ、残念なことが発覚しまして、グラバー園のメインの美しいはずの「旧グラバー住宅」は工事中でした。
![旧グラバー住宅](https://i0.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/DSC_1916.jpg?resize=873%2C655&ssl=1)
旧グラバー住宅は2020年まで工事中です。
2020年まで工事中とのことですので、行かれる方はお気をつけください。
グラバー園のおすすめポイント①バリアフリー
グラバー園は丘の上にありますが、バリアフリーが進んでいて、エスカレーターや動く歩道もありました。
グラバー園の中は、車いすルートもありました。
バリアフリー化は東京よりも進んでいて、「東京って実は遅れている?」と思ったほどです。
長崎は外国人観光客も多く、中国から大型の船が着くそうですので、観光客を受け入れてくれる体制ができているのかもしれません。
![グラバー園](https://i0.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181188.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
グラバー園のおすすめポイント②SNS映えの美しい景色とレトロ写真館
グラバー園の地図に「インスタ映え」ポイントも書いてありますが、絵になる美しい邸宅や美しい風景がたくさんあります。
![グラバー園](https://i1.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181199.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
レトロな洋館では、レトロなファッションで写真を撮ってみたいですよね!
グラバー園の中には、「レトロ写真館」があり、レトロなドレスを着て写真を撮ることもできます!
値段も15分1000円、30分2000円と、とてもリーズナブルです。
レトロなドレスをとても着てみたかったのですが(笑)、一緒に行った友人にあっさりと断られ、今回はやめました。
でも、一度はやってみたいと思っています!
グラバー園のおすすめポイント③自由亭でお茶をする
グラバー園を散策した後に寄っていただきたいのが、旧自由亭の喫茶室です。
ここは「西洋料理発祥の地」です。
レトロな素敵な空間で、ここでゆっくり過ごしました。
![旧自由亭](https://i1.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181243.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![旧自由亭](https://i0.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181230-e1566389184837-768x1024.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
長崎と言えば「カステラ」です!
カステラとコーヒーのセットにしました。
![旧自由亭](https://i0.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/DSC_1911.jpg?resize=873%2C655&ssl=1)
実は、そんなにカステラが好きなわけでもなくて、カステラの何がそんなにいいのかと思っていたぐらいで、コーヒーとセットになっていたことと、「一応、長崎だから」とカステラを食べたら美味しくてびっくりしました。
「今まで私が食べていたカステラはカステラではないのか?」と思ってしまったほどで、お土産もカステラは買うつもりはなかったのに、この後に「カステラを買う!!」と、しっかり買ってきたほどです。
また、コーヒーとカステラの組み合わせがとても良くて、「コーヒーとカステラって合う!」という発見もあり、これからは、カステラにはコーヒーにしようと思います。
コーヒーカップも素敵で、波佐見焼のオリジナルのもので、グラバー園の絵が描かれていました。
![自由亭](https://i2.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/20190218_110246-e1566389294616.jpg?resize=368%2C538&ssl=1)
波佐見焼は、長崎県の波佐見町付近で作られる陶磁器です。
陶磁器好きとしては、可愛い陶磁器に出会えるだけでもテンションがあがります。
![旧自由亭](https://i0.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/DSC_1914.jpg?resize=873%2C655&ssl=1)
ソーサーには「Glover Garden」と書いてありました。
窓の外は長崎港で、忙しい日常を忘れ、癒されます。
![グラバー園、喫茶室](https://i1.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181248.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
喫茶室の中には、オランダ貿易の名残で、こんな陶磁器も飾ってありました。
![グラバー園喫茶室](https://i1.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181240.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
グラバー園おすすめポイント④オペラ「蝶々夫人」の舞台
プッチーニのオペラ「蝶々夫人(マダムバタフライ)」は、長崎が舞台です。
プッチーニのオペラで、「ある晴れた日に」は、オペラを知らない人でも「聞いたことがある!」と思う有名な曲です。
![グラバー園](https://i2.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181206.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
蝶々夫人は、明治初期の長崎が舞台で、没落藩士の娘の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの悲恋のお話です。
2人は結婚式をあげましたが、ピンカートンは任務を終えて本国に帰ります。しかも、ピンカートンは、本国で別の女性と結婚してしまうのですが、蝶々さんは健気に夫の帰りを待って、その後、悲劇が起こるのです。
ミュージカルの「ミスサイゴン」は、蝶々夫人がモチーフになっています。
蝶々夫人の舞台描写が、長崎の旧外国人居留地にそっくりだそうで、私は、脳内BGMで頭の中で「ある晴れた日に」が流れていました。
せかっくならば、音楽を流してくれれば、雰囲気を感じられそうですよね、
まだ、オペラの「蝶々夫人」を観たことがないので、この景色を思い出しながら観てみたいと思います。
![グラバー園](https://i0.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181223.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
グラバー園おすすめポイント⑤フリーメーソンロッジの門
グラバー園の中に「フリーメーソン」ゆかりのものがあります。
![フリーメイソン](https://i1.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181205.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
都市伝説好きの間では「秘密結社」ですが(笑)、フリーメーソンは、中世イギリスの石工の団体です。
![フリーメイソンロッジ](https://i0.wp.com/kimama-tabi.com/wp-content/uploads/2019/08/P2181204.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
私は都市伝説が好きなので、かなりワクワクしてしまいました(笑)
「信じるも信じないもあなた次第です。」
異国情緒を感じる旅へ、グラバー園まとめ
長崎の観光名所の「グラバー園」は、行く人によって楽しみ方が色々あります。
歴史を感じたり、レトロな衣装で散策してインスタ映え写真も撮れますし、オペラが好きな方は、「蝶々夫人」の世界に浸り、都市伝説が好きな方も妄想できますし、陶磁器好きには、陶磁器の展示や旧自由亭の波佐見焼のカップなど、楽しみ方は人それぞれです。
もちろん、ただ景色を眺めるだけでも価値があります!
ぜひ、色々な楽しみ方をしてみてください。
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