私が出会えて良かったと思うもの、それは「マイル」です。
今でこそ「私は『青い翼』(ANA)しか乗らない!」などと言っていますが、昔は、一生懸命お金を貯めて「格安航空券」で旅行に出るのがやっとでした。その頃の私の夢は「ANAでハワイへ行くこと」で、初めてANAでハワイに行けたときの感動はひとしお、さらにハワイ便のウミガメ飛行機「フライングホヌのプレエコ」にも無料で乗ってしまいました。
マイルを貯めたことで国内も海外も「そうだ!京都行こう」のノリで思いたったらふらりと旅行に行けるようになりました。また、海外へ行くことは楽しいことばかりではなく、日本の常識は世界の常識ではなく、様々な人がいて様々な考え方があることを受け入れることで人生が豊かになり、生きやすくなります。
海外旅行をすすめる理由とマイルのメリットをご紹介します。
目次
海外旅行のおすすめ①大人になるほど生きるのが楽しくなる
私の周りは留学やワーキングホリデー、海外で仕事をしていた方など、海外に住んでいた人が普通にいて、むしろ留学をしていない私がレアな存在なぐらい、海外が好きな人が多いです。
全員とは言いませんが、海外へ住んでいた人や海外の人とやりとりをしている人は視野が広い人が多い気がします。これはあくまでも私の主観です。そして、年齢を気にせず人生を生きている人も多いです。
日本では、特に女性は「若い方が価値がある」と思われていて、年齢を重ねることにネガティブになります。が、ヨーロッパは若い女性よりも経験のある成熟した女性の方が魅力的だと思われていたり、子供よりも大人が楽しめる文化です。
英語のことわざに「Age is just a number(年齢はただの数字)」というのがあります。
年齢を重ねて魅力的な女性はたくさんいるのに、経験を重ねることがなぜマイナスになるのかわからず、私が「年齢は関係ない」と言うと、「負け惜しみ」だと言われました。どんなに「ただの数字」と思いたくても、一日中「若さ=価値がある」という価値観の中にいると、どんどんその価値観に洗脳され、生きるのが苦しくなったこともありました。
でも、そうではない価値観があると知るだけでも「生きるのが楽」になることってあると思うのです。
また、日本の常識が世界で通用するかというとそうではなく、世界中には良い悪いも含め色々な考え方や価値観があり、日本とは真逆の考え方もあると思います。だからといって、自分と違う考え方を「それは間違っている!」と否定するのではなく、「自分の意見とは違うけど、そういう考え方もあるのね」と受け入れることが大事なのではと思っています。
お互いに「絶対に自分が正しくて、相手が間違っている!」と思うことで争いが起こるのであり、戦争もどちらの立場も「正義のため」にやっているのですから。
もちろん、「海外に行けば、誰でも視野が広くなる」とか「海外が好きな人は多様な考え方する」わけではないです。が、日本ではできない経験をしたり、色々な考え方に出会えるのは間違いないです。
海外旅行のおすすめ②見たことのない景色に出会える
海外旅行が好きな理由の一つに「見たことのない景色に出会えること」があります。
私は「人生に疲れる」とハワイへ行きたくなるのですが、日本のジメジメした夏と違い、ハワイの柔らかい風には本当に癒されます。
ハワイ島のマウナケアでは、富士山より標高の高い山で満天の星空と朝日を見たり、グランドキャニオンの広大な景色も日本では経験できません。
大自然を経験したり、「USJやディズニーランドみたい!」と言ったイギリスの歴史ある街並みも、作り物ではなくこちらが本物なのです(笑)。
世界中にはまだ見たことがない景色がたくさんあり、「地球を思いっきり楽しみたい」と思うと、「あぁ、また年を取っちゃうなぁ、1年早くて恐ろしい」ではなく、「来年は何をしよう、来年が楽しみ!」と変わります。
どんなに頑張っても生きている間に行ける場所は限られているからこそ、また、経験を重ねると見える景色も変わってくるからこそ、旅行に行けば行くほど人生が貪欲になっていくような、そんな気がします。
経験が増えると見える景色が変わるのはこちらにも書いています。
紅茶の楽しみ方、紅茶を知ると人生が広がる?大人の学びは楽しい | 地球で遊ぼう、気まま旅 (kimama-tabi.com)
海外旅行のおすすめ③トラブルに強くなる
海外では公共交通機関は日本のように正確ではなく、電車やバスなどに乗る際は要注意です。日本の便利さを改めて実感します。
そして、犯罪も多いので、危ない目にあうこともあったり、予定通りに動けないことは普通にあります。そこで鍛えられるのが、「とっさの判断力」と「決断力」です。危ない場所に突っ込んでいくことや無防備に出かけることは絶対にやめてほしいですが、トラブルを経験すると結構強くなり、お金を盗まれても、最終的には「体が無事で生きて帰ってこれたから良かったかな」という境地になったこともありました。
かんころメソッドで「体があっって息をしている、それだけで100点」というのがありますが、日常生活で心の底からなかなか思えなくても、トラブルの後は、本気で思います(笑)。
何度も言いますが、自分からトラブルに突っ込んでいくことは絶対にやらないでほしいですが、「シャワーのお湯が出ない」とか、「空港で迷う」とか、外国の航空会社だと機内食で凍ったままのサンドイッチが出てきたり(取り替えてもらっても凍ってる)、通路幅ぐらい太ったCAさんが通る度にぶつかって眠れない、挙句の果てに水をかけられても笑われて終わりとか小さなトラブルはよくあります。
小さなハードルをクリアしたことでも自分に自信を持てるようになります。
ANAマイルを貯めて人生が変わる
「マイルで無料をする」と噂では聞いたことがありましたが、以前は、「それは、出張などで飛行機にたくさん乗れる人の特権」「正規の金額で飛行機に乗れるお金持ちの特権」「クレジットカードでたくさん買い物ができる人の世界」だと思っていました。
マイル講師のななこさんは、毎年ファーストクラスで海外旅行へ行っていて、それでも「稼ぎがいいからでは?」と、半信半疑で講座を受けてみて、1年後には、仕事も生活スタイルも変えず、マイルで無料でイギリスへ行くことができました。
マイルのため方は、こちらをご覧ください。
1度、マイルで旅行をすることを覚えると、国内だったら「ちょっとそこまで」のノリで飛行機に乗れるようになり、旅行へのハードルが低くなりました。生活費を切り詰めて頑張って格安航空券を取らなくても、世界一サービスの良い「青い翼」でゆったりと出かけられるようになりました。
ANAのサービスはどこの国でも同じで、イギリスへ一人で旅行した時に、ロンドンの空港のANAのカウンターで1週間ぶりに日本語を聞いて、丁寧に説明してもらって、涙が出そうになるほど安心したことを覚えています。
ANAマイルの使い方、貯め方
「マイルを貯めたとしても旅行に行く時間なんてない」と言う方もいると思います。私も同じことを言っていました。が、一度、経験をすると、本当に気楽に行けるようになりました。ななこさんも「マインドが変わる」とおっしゃっていますが、その通りです。
以前は、「せっかく行くのだから」と必死でしたが、今は、「また来よう」と普通に思えるようになりました。
そうは言っても、今はコロナで旅行なんて気軽に行けません。「マイルを貯めるなんて無駄」だと思うかもしれません。
でも、ANAマイルは、飛行機だけではなく、ホテル宿泊でも使えますし、ANAのショッピングサイトでマイルでお買い物もできます。
ANAショッピング A-style | ANAのマイルが使える・貯まる 通販オンラインショップ (astyle.jp)
ホテルの宿泊は、ANAのサイトで予約をすると「プラスマイル」もあり、宿泊しただけでマイルがもらえるので、私はいつもこちらで予約をしています。
マイルを使って、普段は手の届かない高級なホテルに泊まることもできました。
生活するうえで欠かせない電気代も、ANAでんきに変えてANAカードで払うと、毎月300マイルもらえます。電気代は絶対に支払うものなので、高い買い物をしたり、クレジットカードをたくさん作らなくても、ほんの少し工夫をするだけで、マイルは貯めることができるのです。
マイルを貯めると、日常生活の小さな支払いにも気を配るようになるので、一石二鳥だと思います。
まとめ マイルと海外旅行で自分の世界を変える
このサイトのテーマが「地球で遊ぶこと」で、「お金がなくても精神が豊かだったら良い」は理想論で、やっぱりお金があればできる経験も格段に増えます。
入ってくるお金が決まっているならば、その中でどうやりくりをするかを考えることが大事で、それがマイルを貯めることでした。
マイルはお金の代わりになり、旅行へのハードルも低くなり、色々な場所で色々な経験をすることで、さらに人生が豊かになるという好循環を生んでいます。
今は、なかなか海外へはいけませんが、「北海道で海の幸を食べる」「ちょっとウィーンでコンサート」という感じで世界中ふらりと行けるようになったらいいなと思っています。
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