イギリスに6泊8日で旅行に行きました。
せっかくなので、「ロンドンだけではなくコッツウォルズへ行こう!」と、目的地はテットベリーでしたが、途中まで行ったものの、バスに乗れずに急遽、途中のグロースターに泊まることになりました。
偶然なのか必然なのか、そこはハリー・ポッターのロケ地のグロースター大聖堂がある場所でした。
目次
グロースター(Gloucester)について
パディントン駅からチェルトナムスパ行きの電車(GWR)で1時間半~2時間ぐらいで行けます。
詳しい行き方はこちらをご覧ください。
グロースターのホテル The New Inn Hotel
急遽、グロースターに泊まることになったため、「とにかく駅から近いところ」と探して見つけたのが、The New Inn Hotel(ザ ニュー イン ホテル)でした。
グロースターの駅から5分ほどの距離にあり、とても便利でした。
ツインルームで約9000円ぐらいなので、お値段もリーズナブルだと思います。
ホテルは、15世紀築だそうで、昔ながらの雰囲気ですよ。
こちらはグロスター大聖堂を訪れる巡礼者に利用されていた歴史的な建物だそうです。
こちらのホテルですが、良く言えば「レトロで雰囲気があります」が、ホテルの中もレトロでした。
ここに着く前に泊まっていたロンドンのホテルが狭かったので、まず、広さに感動し、「バスタブもあるし、値段も安いし最高!」と思いましたが、そこはレトロなホテルで、色々不備もありました。
廊下もギシギシとしていて、部屋の鍵を開けるのも一苦労、ホテルのスタッフの方が最初は案内してくれましたが、ホテルのお姉さんもガチャガチャと鍵を回して、開けるのにコツがいります。
夜は、廊下の電気がついていないので、携帯のライトで鍵を開けました。
季節は11月で、暖房もつけ方がわからず(昔ながらの暖房器具でした)、ぐるぐる回しても暖まる気配がなく、よくわかないのでコートを着たままでした。
さらに、バスルームのカーテンは壊れていて丸見え!、部屋を変えてもらおうかと思ったのですが、ホテルが全体的にレトロな感じだったので、そういうホテルなんだろうなと思い、そのままにしてしまいました。
英語で交渉するのが面倒だったのと、ここまでの道のりで疲れていたので、「とりあえず寝らればいいかな」という気分だったので、宿があるだけで有難いという感じでした。
でも、外国ではクレームというか、言うべきことは言わないといけないので、本当は言った方がよいと思います。
お部屋には紅茶とビスケットがあり、少し落ち着いてお茶を飲めました。
朝食は、1Fのレストランでイングリッシュブレックファーストがいただけます。
改めて、多少レトロでも、駅からも中心地にも近く、広い部屋で家具もあり、バスタブもあり、朝食付きで9000円前後ならばロンドンのホテルに比べたら格安です。
ホテルの設備はレトロですが、ホテルのスタッフの方はフレンドリーでアットホームな雰囲気で、ここに泊まって良かったと思います。
グロースターの観光スポット
ホテルからは、グロースター大聖堂やショッピングセンターなども徒歩5分ぐらいで行けて、とても便利でした。
ファーストフードなどもありました。
近所にM&S(マークス&スペンサー)というスーパーがあり、そちらで夕食は調達しました。
毎日、パンが続いていたので、野菜が食べたくて、サラダを見つけて喜んだのもつかの間、フォークもお箸もないため、結局、サラダは諦めて、サンドイッチなどを買いました。
次回から海外に行く時には、必ず割り箸を持っていこうと思います!
グロースター観光 グロスター大聖堂
グロースターといえば、グロースター大聖堂です。
私の泊まったホテルも「グロースター大聖堂」への巡礼者が泊まるホテルだったので、大聖堂を中心に町ができているのだと思います。
そして、この大聖堂は、ハリー・ポッターのロケ地なのです!
有名なあのシーンが撮影されたそうですよ。グロースター大聖堂については、こちらもご覧ください。
ハリー・ポッターつながりなのか、こんな方もっしゃいました。
歩いていたら、「あれ?見たことがある人がいる」と思って近寄ってみると、ハリー・ポッターに出てくるハグリットでした。
グロースター大聖堂には、夕方と翌日の午前中に行きました。何度も行くことができたのも、近所に宿泊したおかげです。
グロースター観光 ビアトリクス・ポター作「グロースターの仕立て屋」
グロースターは、ハリー・ポッターだけではなく、「ピーターラビット」の作者のビアトリクス・ポターもここを舞台「グロースターの仕立て屋」というお話を書いています。
大聖堂の横に「グロースターの仕立て屋ミュージアム」があるそうです。
「グロースターの仕立て屋」を再現したお部屋やピーターラビットグッズがあるそうです。
残念ながら私は、「グロースターの仕立て屋」を帰国してから知ったため、グロースターの観光地も検索したのですが、「グロースター大聖堂」しか見つけられず、大聖堂の近くもたくさん歩いたのに、全く気付かず行くことができませんでした。
グロースターへこれから行かれる方やピーターラビットが好きな方は、是非行ってみてください。
グロースター観光 地元のティールーム
私は紅茶が好きなので、どこへ行ってもティールームや産地の紅茶を探すのが好きです。
グロースターでもティールームを見つけました。大聖堂のすぐそばにあります。
Sweet Success Tea Room
「紅茶と言えばイギリス」で、「絶対にイギリスのローカルなティールームに行こう」と決めていたので、ここで出会えて嬉しいです。
夜は閉まっていたので、翌日、オープンしてから行きました。
英国菓子も色々ありましたが、朝だったので、イングリッシュブレックファーストを注文しました。
Traditional cooked breakfast £5.75 です。
本場のイングリッシュブレックファースト、初体験です。
ベーコンも厚くて、ボリュームたっぷりで、一人分ですが、二人でシェアしてもよさそうな量です。
紅茶についているミルクは、ティーカップと同じぐらいの量で、イギリスではどこへ行ってもそうでした。
紅茶もカップ3杯分ぐらい入っています。
隣のおじさんが地元っぽいお話をしていたり、観光客がいないローカルな雰囲気が良かったです。
ベジタリアンのメニューもありました。
イギリスではどこでもベジタリアンメニューがあり、野菜が食べたい場合は、ベジタリアンメニューがあるので安心ですよ。
私は肉食なので、「野菜が食べたい」と言いつつも、肉もないとだめなので、結局、ベジタリアンではなく、普通のメニューを頼んでいました。
おなかに余裕があったら、英国菓子も食べたかったです。
可愛いお店なので、観光したときの休憩などにいかがでしょうか。
グロースター観光まとめ
予定外でグロースターに宿泊することになりましたが、突然のハプニングでも楽しく過ごすことができました。
グロースター大聖堂に行けたことや、スーパーマーケットやショッピングセンターもあり、買い物もできるし、レストランやカフェもあり、街並みもきれいで、日本人が全くいないので、ロンドンとは違うイギリスの雰囲気を楽しめました。
日本人がいないからなのか、私が中国人っぽいのか、どこへ行っても中国人に見られました。
旅にはハプニングがつきものなので、突発事故が起こっても、ハプニングをどう解決するか、また、身の安全を確保したら、それを楽しむ心の余裕も大事です。
バス停で急遽予約をして宿泊したホテルも、設備はレトロでしたが、アットホームな雰囲気で良かったです。
ロンドンで二つのホテルに泊まりましたが、ロンドンのホテルは高くて狭いので、息抜きによかったかもしれません。
次の日に、ロンドンに戻りました。
何度も通ったスウィンドン方面のパディントン行なので間違えようがなく、鉄道旅をゆったり楽しむことができました。
行き当たりばったりの旅も面白かったです。
ただ、行き当たりばったりでも、安全の確保は最優先ですので、夜中に出歩いたり、危ないところには近寄らないように気を付けてくださいね。
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